〇資格の概要
土木工事において鉄筋コンクリート構造物の施工はかなり重要な仕事である。また、高度経済成長期に膨大に構築されたコンクリート構造物は膨大な数がありこれらの維持管理を行っていかなければならない。橋梁点検においては5年に一度必ず行わなければならない国の方針がある。そこで重要視されるのがコンクリート診断士の資格である。実際の構造物の点検や診断で活躍ができる。さらに、土木現場監督として補修工事に従事する際にはもちろんのことですが、新設のコンクリートを築造する際に維持管理や劣化機構の知識があればより良い構造物を作ることができるためとても重要な資格である。コンクリート技士や1級土木施工管理技士等の試験をもっている人々の中での合格率が2割にも満たないため、かなりの難易度の高い資格である。そのため取得すればかなり重宝される。この資格をもっていると転職の際にも有利になることや社内外の信頼獲得につながる資格である。
〇勉強目安 100~150時間前後
〇重要度 ★★★★☆ 難易度 ★★★★★
〇受験資格
コンクリート技士、技術士(建設部門)、土木技術者(土木学会)、RCCM、コンクリート構造診断士、1級土木施工管理技士を所有しているもの。
上記以外で実務経験 コンクリート技術に関する科目を履修した卒業者
大学卒 4年以上 専門・高専卒 6年以上 高等卒 8年以上
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