- 足場作業時の留意点
1)足場計画
①地盤の確認
足場を設置する地盤の状況確認を行う。高低差や強度等を検討し必要に応じて整地を行う。
②組立図・作業手順書作成
調査をもとに組立図を作成し、リスクアセスメントを取り入れた作業手順書を作成し、関係者全員に周知する。特殊な足場の場合は強度計算を行う。
2)足場組立解体
①作業主任者選定
5m以上の足場組立解体作業時は足場の組立解体作業主任者を配置する。
②墜落制止用器具使用
2m以上の作業は墜落制止用器具を使用しなければならない。親綱は1人で1本の使用であり、スパンは10m以内で使用する。枠組み足場は手すり先行足場を使用する。
③悪天候時作業中止
悪天候時は作業中止する。足場の各種点検を行ってから作業を再開する。
3)足場での作業
①最大積載荷重順守
スパン毎の最大積載荷重を明示し順守する。
②墜落制止用器具使用
作業時は墜落制止用器具を使用する。
③足場の日常点検
作業開始前に足場の点検を実施し、異常があれば直ちに補修する。
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